about

通販物流(通信販売物流)とは

コスパの優れた“通販物流”を提供

三協では、30年以上前より通販物流に力を入れており、急激な出荷波動やギフト対応など、
通販事業ならではの丁寧なシステム開発を進めてまいりました。「通販物流」とよく似た単語に「EC物流」があります。
混同される方が多いですが、厳密な意味は異なります。
通販とは実店舗以外の販売チャネルを指し、大別すると①EC販売(インターネット販売)
②広告媒体(テレビ、ラジオ、新聞など)③カタログ販売④ダイレクトメールに分けることができます。
つまり、「通販物流」の中で、特にインターネット販売に特化した物流サービスを
「EC物流」と呼ぶのが厳密な使い方
となります。
ネットショップやインターネット販売に特化した「EC物流」を覧になりたい方はこちらを参照ください。
※ただし、「通販物流」と「EC物流」を同じ意味として使用しているサイトもありますのでご注意ください。

  • 多店舗展開に対応

    多店舗展開で出荷数が
    急拡大しても誤出荷ゼロ

    通販事業のうち、ここ最近で急速に伸びてきているのが自社サイトや楽天をはじめとする“EC販売”です。弊社のお客様でも、アパレル、化粧品、ペットグッズ、食品など様々な業種・業態のお客様がネットショップでの売上を拡大されており、その有効な販売施策の一つとして、複数モールでの多店舗展開があります。
    モール毎に属性が異なる顧客層にリーチできるため、売上を倍増させるために多店舗展開を行うことは非常に効果的です。EC市場で高いシェアを占めるAmazonや楽天をはじめ、商材特化したECモール(ZOZO、Qoo10、Cake.jp等)、KDDIが運営するauPAYマーケットやリクルートのポンパレモールのような独自商圏を持つ販売サイトなど、多くのECモールが誕生しその市場規模を拡大させています。弊社であれば、あらゆるカートシステムや受注管理システムとのAPI連携および自動連携についても実現可能であり、多店舗展開においてネックとなる在庫の一元管理を完璧に実現することが可能です。もし、事業者様によって独自の販売慣習や管理ルールを持たれている場合でも、ECに特化した専門エンジニアが自由度の高いカスタマイズを行いますので安心してご相談ください。
    三協は足元で0.00005%の誤出荷率を実現しており、EC物流や通販物流に限ればこの5年間でただの1件も誤出荷を出しておらず、非常に精度の高い在庫管理を実現しております。お客様からも「在庫差異を理由とした欠品リスクから解放されたことで無駄のない商品入荷が行えている。販売戦略についても売れ行きや市場動向を直前まで考慮した意思決定が可能になった。」と喜ばれております。
    ネットショップやインターネット販売に特化した「EC物流」を覧になりたい方はこちらを参照ください。

  • 当日出荷を実現する通販物流

    通販番組・TVコマーシャルで
    出荷数が急増しても、
    当日出荷を実現する通販物流

    世界最大級の通販番組であるQVCで商品が紹介された場合など、1日の出荷数が通常と比較して数十倍になることは珍しくありません。また現在はスマホの普及とともにSNSの利用者が急増したことで情報の拡散スピードが速く、商品が開始数十分で売り切れることも多々あります。
    注文数が倍増したことで商品発送の遅延や誤配送が発生した場合、機会損失に加えて企業のブランドイメージも悪化します。弊社のお客様で、TVCM後に1万件単位の出荷となった食品メーカー様がいらっしゃいましたが、事前の出荷準備とシステム対応を念入りにさせていただいたことにより、全ての注文を誤出荷なく当日中に出荷させることが出来ました。三協ではお客様毎にカスタマイズした通販物流システムを構築しており、急激な出荷増となった場合もスピーディかつ丁寧な配送が実現可能です。

  • 通販物流で1to1のマーケティングを実現

    「日々アップデートする通販物流」で1to1のマーケティングを実現

    マーケットが成熟化し、消費者ニーズが多様化することで製品ライフサイクルの短縮化が鮮明になっています。通販業界においても毎年のように新しいプラットフォームやサービスが生まれており、競争も激化しています。
    そのような中で商品を売り切るためには、「購入履歴に応じて、同梱する販促物の内容を変更する」「ギフトラッピングに加えて、購入商品内の個別ラッピングまで対応する」など、パーソナライズされた痒い所に手が届く施策で顧客体験を高めユーザーのロイヤリティを高めることが大切です。三協では、事業者様の商材や販売方法にマッチした倉庫管理システムのカスタマイズを徹底しており、その改修は年間300件を超えています。このように、通販物流に特化したエンジニアがシステムの機能や拡張性を日々アップデートし続けることにより、物流側面からお客様のマーケティング施策を実現するお手伝いをさせていただいています。

  • 売上拡大のエンジン

    杓子定規な通販物流は
    売上拡大のブレーキとなるが
    柔軟な通販物流は
    売上拡大のアクセルとなる

    日用品やオフィス用品のカタログ販売の場合、SKU数が膨大になるうえに、スピーディな納品が求められます。したがって誤出荷や未出荷をゼロにするなど、物流で差別化を徹底することは経営戦略として有効な選択肢と言えそうです。弊社では可能な限り当日出荷を徹底しており、締め時間を過ぎた場合のイレギュラー対応についても決して杓子定規にならず、お客様に寄り添った通販物流を心がけています。
    先日も弊社のお客様から、「納品先である大手量販店から『新聞広告で予想外の反響があり、在庫が切れそうである』と連絡あった。出荷の締め時間は既に超過しているが、どうしても今日中に出荷して欲しい。」という緊急依頼が寄せられました。そういった局面においても、弊社では「業務の標準化」と「スタッフの多能工化」を徹底しており、全拠点からの余剰人員を応援スタッフとして迅速に派遣することで未出荷を出すことなく、無事お客様の依頼にお応えしています。また、この時はスケジュールが非常にタイトであり、お客様側で出荷指示データを作成する時間もなかったため、緊急対応として弊社側で出荷データの生成からアナログ対応させていただきました。

  • 通販物流のコストを削減

    80サイズで送れるのに、100サイズで発送してませんか?
    「梱包サイズの最適化」で通販物流のコストを削減

    卸先や小売店向けの物流と比較した場合、通販物流は多頻度化・小口化していることに加え、発送先も多岐に亘ることから、物流コスト(倉庫管理費用、配送費用など)が高くなります。また近年は、原油価格の高騰やドライバー不足もあり、特に配送コストが高値圏で推移しています。
    このような状況下において、梱包サイズを最小化することや配送資材を必要最小限にする事により、通販物流のコスト圧縮を徹底することは非常に重要です。数学的なアルゴリズムによって、最適な梱包サイズを瞬時に提案する分析ソフトも複数あります。商材によってはソフトを使った方が効率的な場合もありますが、季節・素材・サイズによって荷姿が不揃いとなるアパレル商材等において、最適な梱包ケースが80サイズか100サイズかの最終判断は人間が識別した方が確実であり、効率的です。
    三協では、梱包時に使用した段ボールで隙間が発生した際には、主として①小さい段ボールへ商品を移し替える②段ボールの側面に切り込みを入れて高さを低くするという方法で梱包サイズの最小化を徹底しています。また、「梱包サイズを倉庫管理システムの中に登録し、配送会社にデータとして提供する」「発送エリア(北海道、関東など)毎にアイテムを仕分ける」など、運送会社のドライバーが商品を探す手間やハンディ端末でスキャンする手間を省くことを徹底しております。その結果として、運送会社の集荷効率を高め待機時間を減らすことに貢献することにより、対価として運送コストの削減に協力していただいており、通販物流における運送費用の削減を実現することが可能となります。

  • 臨機応変な受注代行・コールセンター代行

    臨機応変な受注代行・コールセンター代行

    カタログ通販の場合、アイテム数が膨大となることに加え、利用者が年配者であることが多く、素材の質感や微妙な色味の話など顧客に寄り添った丁寧なカスタマーサポート体制が求められます。また、「申し込み用紙の期限が切れてしまった」「送料を安くしたいので、前回の注文と同梱で送って欲しい」「申し込みはがきを無くした」など、アナログかつイレギュラーな質問も少なくありません。
    例えば在庫切れの場合には、代わりの商品を手配するといった寄り添った姿勢を打ち出すなど、臨機応変な受注処理やコールセンター対応を実施することでお客様の売上アップを実現することが可能になります。三協の通販物流は、四半世紀以上の歴史があり、お客様毎に磨き上げたカスタマイズでリピート率の向上などLTVの最大化に貢献させていただきます。

  • 複数の熨斗パターンに対応

    お礼状の同梱や複数の
    熨斗パターンに対応

    最近では、お中元やお歳暮に加えてブライダルのお祝いや出産祝いでカタログギフトの利用が増加しています。また、gifteeやLINEギフトなど、完全ペーパーレスでSNSから氏名や送付先を入力するだけのデジタルギフトといった新しいサービスも提供されています。これらのお祝い事やイベントで送付するギフト商材において、物流精度を高め発送間違いや欠品を発生させないことは言うまでもありません。
    さらに三協であれば、アッセンブル作業や特別感のある包装やラッピング・熨斗掛け・お礼状の同梱などを自由度高く、フレキシブルに対応させていただきます。先日、弊社のお客様より、『「紅白蝶結び」や「水引10本紅白結び切り」など、用途に合わせた熨斗を添えたいが、オリジナルギフトボックスが3種類あり、縮尺に合わせて熨斗紙を印刷した場合、水引やリボンの形状が不自然になる。しかし、ブランドの世界観を大事にしたいので、ギフトボックスの形状を変えたくない。』という要望がありました。
    そこで、“熨斗”דギフトボックス”の全ての組み合わせにおいて水引が最も美しい仕上がりで印刷されるように、弊社のデザインチームがソフトウェアやアプリを用いて熨斗画像の書き起こしから対応いたしました。このような細部までこだわりを詰め込んだ通販物流によって「待ち望んだ商品がやっと届いた」という高揚感をさらに高めることは、同様のギフトサービスやカタログサービスとの差別化を図るうえで有効な選択肢となるのではないでしょうか。

  • リピート系カートシステムでも自在に対応

    WMSのカスタマイズで、
    在庫連携に対応していない
    リピート系カートシステムでも
    自在に対応

    ネットショップの売り上げを伸ばし、LTVを高める代表的な施策としてリピート通販があります。「リピート通販」は、途中解約のリスクはあるものの売上の予測が立てやすく、扱う商品数を抑えることが可能であるため受注業務の効率化も可能になるなど、メリットが大きい販売手法です。一方でリピート通販専用のカートシステムは、受注の取り込みや在庫連携の機能が弱く(「受注メールの自動取り込みができない」「無限売りの設定にしていない場合、在庫管理システムとデータ連携しない」など)、リアルタイムでの在庫確保が難しいという物流側面でのデメリットがあります。三協のお客様でも、「たまごリピート」や「ショップサーブ」など単品通販や定期販売用に使用しているリピート通販用のシステムでは、受注管理システムとの在庫連携や商品登録が一部出来ず、売り越し・売り損じが常態化しているという悩みを抱えていらっしゃいました。基幹システムのカスタマイズや受注管理システムの変更も検討されましたが、投資コストが嵩むことに加え、システム変更にともなって業務オペレーションが円滑に進まないリスクも大きく、二の足を踏んでいる状態でした。
    そこで、弊社のエンジニアチームが既存の基幹システムや受注管理システムの要件定義書や仕様書を分析し、①システム全体の最適化②改修費用の最小化を両立させる「倉庫管理システム(WMS)のカスタマイズ」を実施いたしました。その結果、スピーディかつ良心的な価格で在庫の一元管理とシームレスなデータ連携を実現しております。また特定の商品が通常販売・リピート販売の両方で取り扱いされる場合においても、WMS内で在庫区分、賞味期限、ロット項目を機能として実装させることにより、売れ行きを勘案した在庫区分比率で管理することや賞味期限やロットが加味された状態で先入れ先出し出荷することを可能にしています。

flow

導入までの流れ

  1. start
    tour

    物流倉庫見学会

    実際に三協の倉庫現場をご覧いただける倉庫見学会を開催しています。
    誤出荷ゼロ、在庫差異ゼロを実践する現場をご体感ください。
    物流倉庫見学会についてはこちら

  2. 1
    hearing

    ヒアリング

    お客様の通販事業の方針や販売計画について、ありとあらゆる部署・部門に徹底的なヒアリングを行い、お客様にとって理想の通販物流の姿を導き出します。

  3. 2
    planning

    業務フローの構築

    お客様の取り扱う通販商品の特性や入出荷方法などを元に、最適な保管方法・現場のレイアウト・業務フローを構築します。
    ストレージプランナーについてはこちら

  4. 3
    customize

    WMSのカスタマイズ

    弊社のSEがお客様の基幹システムや在庫管理システムに合わせ、様々なモールとのシームレスな連携が可能なWMSをカスタマイズします。
    物流専門のSEについてはこちら

  5. 4
    manual

    作業マニュアルの作成

    コンビニやファストフード店のような作業マニュアルを作成し、現場へインストール。熟練度を必要としないローコストオペレーションで、ラッピング対応やチラシ、クーポンなどの同梱物の封入も可能です。

  6. 5
    detox

    業務移管・全数棚卸し

    業務移管を行う際に全数入荷計上し、徹底的なデジタル管理にて実在庫とシステム在庫を完全一致。倉庫に溜まった不要物や淀みを一気にデトックス。システマチックな通販物流で誤出荷ゼロを実現。

  7. restart 誤出荷ゼロが続く
q&a

よくある質問

A
はい、可能です。クラウド型のWMSを採用しておりリアルタイムで在庫を確認でき、店舗からでも在庫の確認や取り寄せも可能です。
A
倉庫内の作業にてマニュアルを作りこむことにより誰でも高品質な作業を可能としたこと、バーコードを活用したデジタル管理システムで入荷から出荷まで万一ミスが起こっても未然に防ぐ対策を様々な面で実施しているからです。
A
大阪を中心に8拠点を運営している他の営業所からスタッフを呼び集めることで人員を確保します。また、日頃から全ての作業をマニュアル化し属人性を排除した作業内容にしておくことで迅速に対応することが可能です。
A
販売についてのデータ分析やリピート通販の管理なども行えます。購入回数によって同梱物を変更したり、福袋自動作成プログラムで効率よく商品の引き当てができ不動在庫を組み込むことも可能です。
A
インターネットに不慣れな方への対応や、文字にしにくい商品の問い合わせ、出荷直前の発送内容の変更などよりお客様に沿った対応が実現できます。
A
可能です。オリジナル資材の持ち込みから期間限定のラッピングなども対応させていたします。
A
正確な出荷により顧客満足度を高めリピート購入やポジティブな口コミの獲得などでブランド信頼性の向上します。ミスがないことは付加価値となり、競合他社との差別化要因にもなり得ます。
A
対応可能です。保管エリアに複数ブランド製品また多店舗展開製品を保管できます。
A
アパレル商品をはじめ、食品や化粧品、取り扱いが難しい医療機器など幅広く取り扱っております。温度管理や賞味期限・使用期限の管理、ロット管理など商品に合わせて柔軟に対応いたします。レンタルサービスも可能です。
A
一部対応しております。実例では、ユニフォームへのゼッケンの縫い付けなどを行っています。お気軽にご相談ください。