一般論を言わない物流倉庫

こんにちは。
株式会社三協の山田です。

今回は、「一般論を言わない物流倉庫」についてのお話です。

セオリーを現場に当てはめても、うまくいかないことがほとんど。

「この仕組みで誤出荷は防げます」
「SKU管理はこうすれば効率的です」

そんな風に語られる物流の一般論や理論。

けれど私は、40年以上の物流経験を振り返っても、
そういったセオリーをそのまま現場に当てはめても、うまくいかないことがほとんどだと実感しています。

なぜなら、物流の現場にはそれぞれ固有の事情があるからです。

たとえば商品の入荷ひとつをとっても、

・複数の仕入れ先から一気に商品が入荷する
・一つの段ボールに複数のSKU数が混在している
・入荷したその日にすぐ出荷する商品が多い
・JANのあるものとないものが混ざっている
・商品マスタにない商品がある  
などなど、その企業毎に置かれる状況は変わります。

もちろん、入荷方法に加えて、販売チャネル、SKU数、商品の外観など、
企業ごとの固有事情は無限にあります。

だからこそ三協では、

まずは商品を見て、
その会社の仕入れや販売方法を理解して、
徹底的に現場の流れを確認します。

そこではじめて、その会社だけの仕組みをつくりはじめるのです。
誤出荷を減らすために必要なのは、
一般論ではなく、
“その会社ならでは”の事情に沿って設計された仕組みです。

有名なWMSを入れたのに誤出荷がなくならない。
コンサルに入っても現場がうまく回らない。

そんな違和感を感じたことがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

きっと、お役に立てる気づきがあるはずです。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。