GWも休まない倉庫屋さん

こんにちは。
株式会社三協の山田です。
昨日からGWが始まりましたね。
三協でも“働き方改革”の波に乗って、お休みと行きたいところですが、
「楽天の最強翌日配送ラベルを取得している」
「特定の生協にだけ出荷をする必要がある」
「キャンプグッズやガンプラを取り扱っており、GW中の直前需要がある」
などなど、GW中の出荷を希望されるお客様もいらっしゃるため、 休まずにお仕事をさせていただきます。
皆様の中でも上記のように、
「GWやお盆などの長期休暇中こそ売上拡大のために出荷の必要があるんだ!」
という企業様も少なからずいらっしゃると思います。
土曜日・日曜日・祝日なども配送可能な物流センターにはまだ空きがございます。長期のお休み中の出荷で悩んでいるお客様はお気軽にご相談ください。
とはいえ、今は残業規制に加え、
「そもそも祝日は絶対に働きたくない」
という方も多く、土日祝に働いていただけるスタッフの確保は毎年難しくなっています。
無理に祝日対応お願いをした結果、 優秀なスタッフが離職してしまえば目も当てられません。
そこで今回のメルマガは 「採用難の中で、GW中の物流業務を回す方法」についてお話します。

タイミーで来た人だけで業務を回せるか

一概に人手不足と言われますが、 長期休暇中であっても「空いた時間に働きたい」という方はいらっしゃいます。
GW中のような長期休暇中でも、 たとえば「タイミー」などのプラットフォームを活用すれば、スタッフを集めることは可能です。
このようなお話をすると、
「ロケーションにアイテムが無かった時などのイレギュラー対応ができない」
「梱包ルールやノベルティのパターンが複雑で知識がないと対応出来ない」
「出荷検品でミスがあれば、即クレームになる」
など、経験豊富なスタッフでないと“怖くて任せられない”という話があがってきます。
ですが、当社では “週に1回だけ働きたい方”や“子供が小さくて午前中しか働けない方”なども、 かなり貴重な戦力として働いていただいてます。
重要なことはそういった方でも熟練者と同様の品質で作業が可能になるように、
(1)シンプルな業務フロー
(2)カスタマイズされたシステム
を構築することです。
究極的にはタイミーのスタッフだけで業務が回せるようになれば、 採用のハードルはものすごーく下がります。
とはいえ、全員をタイミーで揃えると手数料が30%掛かるので、
・1日に午前中の2時間しか働けない
・週1回しか働けない
こういった方でも戦力化をすることができれば応募も集めやすいですし、 コストを抑えて物流業務を行うことができます。
「業務フローをシンプルにするということは、今までやってきた細かいお客様対応を辞めるということか??」
いえいえ、もちろんそうではありません。
・購入頻度や回数に応じた同梱物対応
・丁寧なギフト包装
・柔軟な返品対応  などなど

そういった細かい物流対応があるからこそ、顧客満足度が高められているため、辞めてしまっては本末転倒です。
細やかな顧客対応は物流システムのカスタマイズで実現し、 作業者の業務はシンプルなフローに整えましょうというお話です。 具体的な業務フローの考え方やシステムの構築方法について、ご興味がある方は一度ご連絡ください。
また、当社では 定期的に倉庫見学会を開催しております。実際の物流現場をご覧いただくことで、多くの参考になる情報を得られるはずです。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。