about

化粧品の物流とは

商品の向きやボトルの立て方にまで
こだわった化粧品物流を

化粧品物流に携わるには、まず化粧品製造業許可証が必要となります。
輸入品の薬機法(改正薬事法)によるラベル貼り替え対応、品質検品、充填作業などの
流通加工はすべてこの許可証が必要となります。
無認可業者による違法な流通過程の責任は、全て製造販売企業が負うこととなり、
最悪の場合、業務停止などの行政処分を受けることもあるので注意が必要です。

そして最も重要な資格は「どうすればお客様のニーズを実現できるか」という
寄り添う心と攻めのスタンスで化粧品物流を考え続ける事。
これが最も大切な資格だと私たちは考えています。

  • “化粧品が”陳列している

    「化粧品専門」の
    物流センターを開設。
    圧倒的なコストパフォーマンスでコスメ企業の物流をサポート

    三協は、化粧品だけを取り扱う「コスメ専用の物流センター」を関西エリアの奈良県に保有しております。薬機法に定められた各種免許取得に加え、温度管理や湿度管理など、高品質な化粧品物流を実現するための設備と専門ノウハウを兼ね揃えた、まさに化粧品を扱う企業様のための倉庫です。品質もさることながら、特筆すべきはそのコストパフォーマンスです。奈良は大阪市内から30分圏内という抜群の立地でありながら、その路線価は日本平均の40%以下と非常に安価です。加えて、出荷頻度の高いEC商材については天井の低い倉庫で保管するなど、空間を最大限活用することにより、保管料を圧縮することが可能です。次に、東京都と比較して時給が200円近く安いため、大幅に作業料を押さえることができます。最後に、高速ICから10分圏内の立地のため、集荷がやりやすく良心的な運送費も実現できています。三協の化粧品専門の物流倉庫で「保管料」「作業費」「運送費」を削減しつつ、品質の高い化粧品物流を実現しませんか?

  • 出荷件数が2倍・3倍へ

    出荷件数が2倍・3倍へ。
    売上が上がる! 利益が上がる!
    それが三協の“化粧品物流”

    三協では本当にありがたいことに、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア・ネイル・フレグランス・オーガニック製品など、たくさんのコスメ企業様から物流を委託されています。業態についてもオリジナルメーカー・OEMメーカー・サロン問屋・小売など多種多様です。そのなかで、「Qoo10メガ割りや楽天スーパーセールでの即日対応」「EC在庫と卸在庫の無駄のない一元管理」「サロンや販売店ごとに異なる納品ルールへの対応」「ブランドイメージを高める包装や梱包」など、あらゆるオーダーに対して化粧品物流に精通したシステムエンジニアと現場力で解決に導き、コスメ企業様の売上・利益の拡大を物流面から支援してまいりました。三協に委託されたコスメ企業様のうち、本当に多くの企業様が当初から売上を大幅に伸ばされております。今後も多くの販促ツールやSNSの活用に加え、パーソナライズされた販売活動も求められていく中で、細やかな化粧品物流は売り上げ拡大には欠かせません。化粧品に特化した物流セミナー、倉庫見学会も実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

  • 許可書

    化粧品・医薬部外品製造業許可証など様々な許可証を保持!
    薬機法に則った化粧品物流をご提供

    輸入化粧品の一時保管や日本語の表示ラベルの添付作業など、化粧品物流に携わるには「化粧品製造業許可」が必要となります。加えて三協は物流倉庫にしては珍しく、「医薬部外品製造業許可」や「高度管理医療機器等販売業・貸与業許可」といった許認可も取得しており、薬機法対応倉庫となっています。
    したがって、医薬部外品となる薬用化粧品や様々な医療機器(クラスⅠの一般医療機器からクラスⅣの人工呼吸器や透析機器)など、幅広い商材の取り扱いが可能となっております。
    また、これらの許認可を保持している三協であれば、輸入化粧品が税関を通過した後の「市場出荷合格判定」が下りる前の物流管理に加えて、「化粧箱への詰め替え」「説明書の封入」「法律で定められた成分ラベルの貼り付け」といった流通加工対応も物流センター内で完結することが可能となります
    さらに検品時に化粧箱やコスメのパッケージに凹みなどの破損が発生していた場合も、倉庫内で「外箱の交換」や「新しい商品との詰め替え」が可能なため、メーカーに戻す必要がなく、余分な配送コストとリードタイムを圧縮できます。物流倉庫がこれらの許可を取得するには様々な要件があり、防塵、防虫、防鼠に加えて保管場所で温度管理と湿度管理ができること、直射日光を浴びないことなどは必須条件です。前述のように弊社は薬機法対応倉庫であることに加え、専用の作業手順書、品質標準書、記録書類等で適切な品質管理を徹底していることから、化粧品物流をお任せ頂ければ、検品、入出荷管理、包装、詰め替え、アッセンブリ、自由度の高いセット加工などに対応させて頂きます。
    許可証について動画での解説はこちら!

  • 丁寧な梱包

    オリジナル資材からエコ梱包まで
    愛のある丁寧な梱包で
    ブランディングのお手伝い

    「化粧品物流では品質に加え、梱包にもこだわりたい!」と、弊社のお客様でも梱包や包装にこだわりを持たれている事業者様が沢山いらっしゃり、お客様の構想や将来像を形にするお手伝いをさせて頂いています。例えば、緩衝材をピンクの物に揃えたり、ラッピングの際には桜の花びらを添えたり、オリジナルの資材やシールの持ち込みをされる企業様もいらっしゃいます。梱包に一手間を加えることで、注文してから商品の到着を心待ちにしていたエンドユーザーに感動を与え、カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上に繋がるからです。
    梱包に付加価値を感じるユーザーは多く、国内のリサーチ企業が20~50代向けに行った2019年のアンケート調査によると、70%以上のユーザーは高品質な梱包をしているショップからリピート購入する傾向にあることが分かっています。一方で、環境負荷を軽減したいという思いから梱包資材が少ない「エコ梱包」やリサイクル材を希望される荷主様も増えてまいりました。弊社のお客様で徹底的に妥協を排除した商品づくりをしている化粧品企業様がいらっしゃいますが、「物流品質や生産性を高めることに加え、ブランドの世界観に浸ってもらえるような上質で洗練された梱包やラッピングにしたい」と強いリクエストを頂戴しました。リボンを配置する位置・飾りタグの種類や枚数・緩衝材の膨らませ具合など、お客様と20数回に亘って議論を重ね、フィードバックを元に現場で改良を加え続けることにより、納得いただける梱包に仕上がりました。 三協ではこのように事業者様の意向に寄り添い、梱包させていただいております。三協が梱包のお手伝いをさせていただいている事業者様のレビュー欄には梱包や包装に関する高評価レビューが多くあり、これからも事業者様とユーザー様の関係強化のお力添えをして参ります。
    愛のある梱包について動画での解説はこちら!

  • Qoo10メガセールのイメージ

    今最も勢いのある化粧品ECサイト
    Qoo10との連携も思うがまま実現!

    化粧品ECサイトで最も注目されているモールの一つにQoo10があります。Qoo10と言えば国内コスメから海外コスメまで幅広く取り扱いがあり、若い女性を中心に会員数を増やし続けています。数あるショップの中で際立つためには、円滑なコスメEC運営にとって要となる化粧品物流を強化することは非常に効果的です。三協ではQoo10とのシステム連携実績もあり、受注管理から梱包や発送までをトータルでサポートする体制が整っております。
    スキンケア商材を取り扱っている弊社のクライアントが、先日開催された「Qoo10メガ割イベント」に参加されたところ注文が殺到、通常であれば1日80〜100件程度の出荷のところ、20倍の2,000件となるなど大盛況となりました。お客様との情報共有に加え、イベント用にカスタマイズしたトータルピッキングやマルチオーダーピッキングのシステムを柔軟に活用することより、「想定を2倍強上回る販売量となったが、未出荷ゼロ・誤出荷ゼロでクレームも一切発生しなかった。」と非常に喜んでいただけました。
    また、Qoo10の海外版であるQoo10 Globalへ出品し越境ECに挑戦されたいお客様も、納品ルールや発送方法が異なる越境ECの経験が豊富な三協であれば、お力添えが可能です。お気軽にご相談ください。
    大型セール時の出荷波動について動画での解説はこちら!

  • 継続的に運送コストを削減

    化粧品物流において、
    継続的にコストを削減
    カギは、「梱包サイズの最小化」×「持続的な運送コストの削減」

    化粧品物流は膨大なSKU数であることに加え、EC販売や卸先であるエステサロンや美容クリニック向けなど発送先が多岐に亘ることから、物流コスト(倉庫管理費用、配送費用など)は決して小さくありません。また近年は、燃料価格の高騰やトラックドライバー不足もあり、特に配送コストが高値圏で推移しています。
    今後もネット通販の成長を前提とした物流需要を勘案すると、短期的な改善は見込みづらい状況です。したがって、梱包サイズの最小化や資材を必要最小限にする事により、化粧品物流のコスト圧縮を実施することは非常に重要です。
    最適な梱包サイズや梱包資材については、数学的なアルゴリズムによって自動選択する分析ソフトが複数あり、商品サイズのバラツキが小さな商材などソフトを使った方が効率的な場合もあります。しかしながら、弊社内で自社システムや外販されている分析ツールを幾つか併用した経験上、化粧瓶のサイズや形状など多様な商品が混在するコスメグッズにおいては、「最適な梱包サイズが60か80かの判断」などは機械的に判断するよりも作業者が形状・サイズ・組み合わせを考慮して微調整を加えた方が精度は高まります。
    三協では、過去の注文データ(注文情報と使用した段ボールのサイズデータ)をベースとしたシステム予測を参考にしつつも、物流現場のリアル情報を加味し段ボールの大きさを予想しています。
    次に予測した段ボールで過剰な緩衝材が必要となるなど無駄な隙間が発生した際には、「サイズの小さな段ボールへ商品を移し替える」「段ボールの側面に切り込みを入れて高さや奥行きを短く調節する」「サイズ調整機能付きの段ボールを使用する」など梱包サイズの最小化とムダに資材を使わないことを徹底しています。
    また、「梱包サイズやエリア情報(北海道、関東など)を倉庫管理システムに登録し、配送会社にリアルタイムで提供する」「エリア毎に商品を仕分けし、ドライバーがトラックに積み込みやすい状態にしておく」など、①運送会社の荷待ち時間②ドライバーがハンディ端末でスキャンする手間③積み込む商品を探す手間を極限まで省くことを徹底しております。
    その結果として運送会社の集荷効率を高めることに貢献することにより、無理な値下げではなく、持続可能な運送コストの削減に協力していただいております。

  • 誤出荷を出さない化粧品物流

    たった1度の誤出荷も出さない
    化粧品物流

    化粧品物流において1度でも誤出荷を出すと言うことは、事業者様にとって命取りになりかねません。基礎化粧品は直接肌に触れ、美容サプリなどは経口摂取し、体内に取り込まれます。違う商品を送ってしまえば、ブランドイメージの低下や、最悪の場合、発疹や炎症等の化粧品かぶれや体調不良、肌の状態の悪化を引き起こします。そうなると消費者は黙っている訳もなく、訴訟問題にまで発展してしまう可能性もあります。
    このような問題を避けるため、化粧品を取り扱う物流会社の選定には特に留意しなければなりません。三協にはBtoBとBtoCで化粧品を販売するお客様が多数いらっしゃいますが、全てのお客様でお取引開始以来、ただの1度も誤出荷を出した事はありません。こだわりを持って化粧品を製造している事業者の方々のお気持ちを物流面からサポートする為には、誤出荷ゼロは必須条件であると考えています。
    誤出荷ゼロについて動画での解説はこちら!

  • 多店舗展開

    20以上のECモールとの連携実績!
    多店舗展開で売上向上を支援

    化粧品のネット販売で成功するためには自社ECサイトに加え、楽天やAmazon、ZOZOCOSMEや@cosmeなどのモールを活用した多店舗展開を行う必要があります。それぞれのモールによって客層が異なるため、自社サイトだけでは集めることの出来ないユーザーを集めることが可能となります。しかし多店舗展開することは容易ではなく、在庫管理が複雑化する上、モール毎に厳格なルールがあり、たとえ故意的でなくてもルールが破られれば厳しいペナルティが課せられ、最悪の場合はモールからの撤退を命じられる事もあります。多店舗展開での成功の秘訣は在庫の一元管理とシステム連携にあり、20サイト以上のECモールとの連携経験がある三協であれば円滑な運営が可能です。展開されたい店舗があれば対応させて頂きます。

  • SKU

    60,000SKUでも
    厳密な先入先出を実現する
    システマチックな化粧品物流

    化粧品には色やサイズ、質感などが異なる様々な商品があり、小ロット・多品種で生産されています。そのため化粧品物流の特性として、SKU数が非常に多いことが挙げられます。SKUとはStock Keeping Unitの略で、在庫管理上の最小の品目数を数える単位を表し、かみ砕くと商品の種類のことを指します。実際に弊社のスキンケアやメイクアップ商材を取り扱うお客様は約6万SKU抱えていらっしゃいます。
    自社開発のWMSで全ての商品のデジタル化を徹底している為、毎日弊社から実在庫をご報告させて頂いており、仕入れ数量の適正化に役立っていると高い評価を頂戴しました。化粧品の場合は全く同じSKUであっても製造・入荷された時期によって使用期限が異なります。そのため三協では、「同じSKUであっても、保管区分が期限毎に分かれた状態」で自動的に管理されることが可能となるようにシステムを構築することで、厳密な先入れ先出しを実現しています。少なくなった在庫は小さいロケーションへ移す、荷動きの多い商品は手前のロケーションへ移動させる、などの細かな調整も商品のデジタル管理を徹底しているからこそ成し得ることです。使用期限が設けられている化粧品を最後の一点まで売り切るお手伝いなら、三協にお任せください。
    ロット管理について動画での解説はこちら!

  • 臨機応変な検品

    臨機応変な検品で
    クレームを出さない!
    ご予算・ご要望に合わせて
    柔軟に対応

    化粧品物流において、検品は非常に大切な項目となります。化粧品は直接肌に触れる物のため、細心の注意を払う必要があります。三協の検品作業は、①目視検品(「化粧品容器のキズや汚れ」「異物混入」「印字ラベルの欠けやズレ」等を目で確認する方法)に加えて、②触手検品(化粧品キャップと容器の閉まり具合や嵌り具合を実際に触ることでチェックし、液漏れ等が発生していないかを検査する方法)をクライアントのニーズに合わせて柔軟に実施しており、化粧品事業を営むお客様には大変ご好評を頂いています。一般的な物流倉庫の場合、目視でパッケージや内容物を確認し、明らかな問題が無ければ検品作業を終えることも珍しくありません。最近は海外工場で製造したコスメ商品を輸入販売する事業者様が増加していますが、海外の検品基準は日本と比較すると不十分であるケースが少なくありません。
    傷や汚れの付着はブランドイメージの低下に繋がります。また、キャップや蓋の不十分な嚙み合わせ等によって液漏れが発生した場合、衛生的な問題に加えて品質低下に繋がるリスクも無視できません。したがって、日本国内の検品作業を実施し、これらのリスク要因を排除することが顧客ロイヤリティを向上させるという観点からも不可欠です。三協では前述のとおり、事前にお客様と認識をすり合わせた検品基準に基づいて目視検品を実施することに加え、触手検品で嵌合具合を確認、「液体物の漏れがないか」まで徹底的に検品することにより不良品を取り除いています。
    また、特定の工場単位・商品単位・ロット単位など、お客様のブランド戦略や販売戦略にマッチした範囲で検品を実施しているため、コストパフォーマンスの良い料金設定を実現しております。

  • 三協のWMS:SANTA(サンタ)

    STORES、BASE、楽天、
    Amazonなど
    あらゆるECプラットフォームとの
    連携が可能

    三協では、お客様毎にカスタマイズされた倉庫管理システムをローコストで構築することが可能です。たとえば、Shopifyのようなショッピングカートシステムに加え、たまごリピートのような定期購入用カートシステムとネクストエンジンやクロスモール、テンポスターなどの受注管理システムを三協の倉庫管理システム(SANTA)と連携させることで、化粧品物流における在庫精度と入出荷管理における作業効率を格段に向上させることが可能となります。
    また、自社サイト・楽天・Amazonなど複数のモールとの直接連携も可能なので、複数のECサイトへ出店した場合にも精緻な在庫の一元管理が実現でき、三協の化粧品物流では最後の1点まで売り切ります。
    自社開発のWMS:SANTA(サンタ)についてはこちら

  • 展示会でも入出荷制限なし

    緊急依頼から2時間後には
    チャーター便で出荷
    入出荷制限ゼロで
    化粧品の物流スパイクに対応

    化粧品における販路の一つとして展示会があります。入出荷業務や展示会什器/備品管理については、短期での対応が求められることに加え、売れ行き次第では追加の入出荷作業が物流サイドに求められることも化粧品物流ならではでしょう。
    先日新型コロナウイルスの影響で2年ぶりに開催されたビューティワールドジャパンにて、弊社のお客様が出展された時のことです。 予想を大幅に上回る反響から、追加発注の依頼が弊社に入りました。「展示ブースに来場された全ての個人様・サロン様に何としてもこだわりの商品をお渡ししたい。」というご要望。急ピッチで展示会用に詰め替えやセット組みを施し、入電から2時間後にはチャーター便で届けるという緊急出荷対応をさせていただきました。結果的に過去出店と比較して約5倍の売上を達成、非常にお喜びの声を頂戴しました。このように、季節毎や大型展示会時に新製品の発売が行われることは多く、化粧品物流における予想外の出荷波動は必ず発生します。
    三協は、業務フローを磨き上げ、作業手順書のマニュアル化を徹底することで作業の属人性を排除しています。その結果、全顧客の化粧品物流業務において、20キロ圏内の他8拠点からの応援人員により繁忙期や突然の物流スパイクへの対応を行うことが可能な体制を構築しています。すなわち、すべての拠点において、作業能力(人、場所、システム)の拡張が可能ですので、入出荷制限の無い(販売機会損失の無い)化粧品物流は三協にお任せください。
    事例についてはこちら

  • 展示会×オムニチャネルで通常の10倍まで売上が拡大

    展示会×オムニチャネルで
    通常の10倍まで売上が拡大

    コロナ禍の展示会出展において、特に大きな成功事例として、オムニチャネル対応があります。「行列による密を発生させず、お買い上げ時の荷物も減らすことで、出来る限りストレスの無い買い物を楽しんで欲しい。」そういった思いから、展示ブースでQRコードを読み取っていただき、展示会中の特設サイトからのお買い物を促すオムニチャネル販売を実施されたお客様がいらっしゃいます。通常では取引のあるサロン経由でのみ購入可能なアイテムであるものの、展示会では一般ユーザーも購入が可能であったことから、イベント期間中は35,000ピースの出荷(通常時の約10倍!)となるなど、大盛況で終幕しました。このようにオムニチャネル戦略を成功に導くには柔軟な化粧品物流が不可欠です。出荷波動については勿論、展示会限定での一般消費者向け多頻度・小ロットの出荷対応についても、三協の化粧品物流サービスであれば誤出荷ゼロ・出荷制限なく対応させていただきます。オムニチャネル戦略を実現するために必要となる既存システムとのデータ連携や倉庫管理システム側のカスタマイズについても、豊富な開発実績を元に臨機応変に対応させていただきます。

  • トライアルキット・サンプル

    化粧品物流ならではの戦略!
    トライアルキット・サンプル出荷で
    リピーター続出?!

    トライアルキットとは通常購入や定期購入を促すために、少量の商品を試して頂くための化粧品物流においてよく見受けられる施策です。専用ケースに商品とパンフレット、次回購入のクーポンなどをキットするのが一般的ですが、トライアルキットはプロモーション戦略の中核に位置付けられており、各社で様々なバリエーションがあります。当社の化粧品物流サービスで扱っている実例として、ECで香水ムエットの注文を受け、出荷直前にムエットに香水を吹き付け専用袋に入れ、それぞれに香り名を表記して包むというキット業務があります。
    事前に作業すると香水の香りが無くなるため、必ず出荷間際に行うことが求められます。三協の化粧品物流はこのような手間のかかる場合においても制限をかけることなく時間内に出荷することをお約束します。

  • リピート通販での差別化

    顧客属性や購入回数によって
    同梱物を変更し、
    リピート通販でLTVの最大化を実現

    化粧品ECのリピート通販において、購入者の属性や購入回数に応じた同梱物の変更は、リピート率向上・LTV最大化・顧客ロイヤリティの醸成を目指すうえで非常に効果の高い販売施策となります。三協の倉庫管理システム(WMS)であれば、コスメ購入者の年代・誕生月・居住区域などによって、商品に同梱するチラシやノベルティなどを細かく柔軟に変更することも可能です。足元では、CRM(Customer Relationship Management)に注力しているボディ化粧品会社様からの依頼で「ユーザーの属性や購入パターンによって、約200種類のチラシやパンフレットの中から適切な同梱対象物が瞬時にピックアップされる」システムを開発させていただきました。また、弊社のシステムは、顧客情報と注文情報がすべて蓄積され、リアルタイムに紐づけされています。したがって、「前回注文時に不具合やトラブルなどがあったユーザーに対して、あらためてのお詫びと購入に対する感謝を込めたメッセージカードを同梱する」など、きめ細やかな化粧品物流により顧客の離脱防止を図っているコスメ企業様もいらっしゃいます。その他にもWMSとMAツールとの連携など、豊富な開発事例があります。化粧品業界は特にトレンドの移り変わりが激しく、販促のスピード感が求められます。弊社であれば化粧品物流に精通したシステムエンジニアが複数在籍しているため、早ければご依頼から数日でOne to Oneマーケティングを実現する同梱物施策を開始することが可能です。複雑な組み合わせのオーダーであっても、コンピュータ上で正確に制御し、確実に同梱できますのでご安心ください。

  • 温度管理のイメージ図

    最適な温度管理で化粧品物流を展開

    化粧品の保管において、特に温度管理は重要な要素です。例えば、25度~30度という一定の温度範囲内での保存が必要な商材もあります。三協では、このような低温管理が求められる商品に対して、24時間365日体制での徹底したモニタリングを実施しています。
    このシステムは、常に温度を監視し、全てのデータをログとして記録しています。さらに、過去1年分の温度管理データを保管し、必要に応じていつでも提供可能です。 また、商品の荷受け後、最優先で温度管理を実施しているフロアへ搬入を実施。アナログ部分の工程においても非常に安心していただけるフローを構築しております。
    温度管理について動画での解説はこちら!

  • トレーサビリティの徹底

    トレーサビリティの徹底で
    転売を防止

    化粧品メーカーやブランドは、販売価格とブランドイメージを守るため、正規の販売ルート以外での販売(転売など)対策を強化しており、それを実現するのがロット管理やシリアルナンバー管理に代表される化粧品物流です。また、転売追跡のためのデータに紐づいた入出荷管理、画像・動画保存なども化粧品物流における大切な管理業務となっております。
    三協では、システム連携とデジタル管理を徹底しており、有事の際には過去データを追跡することで、転売されたロット番号と出荷先などを迅速に特定し、お客様に対してデータの提供を実施します。

  • 越境ECへの対応

    アリババや京東集団など
    越境ECにおける
    化粧品物流の対応もスムーズに

    近年、成長を続ける化粧品の越境EC市場は注目を集めています。その中でも特に、日本の化粧品は安全で高い品質を誇る商品として人気の分野です。しかし越境ECのうち、特に中国、韓国、欧米諸国への出荷にはいくつかの不安要素もあります。言語の壁は言うまでもありませんが、システム連携をはじめ、税率や法律面での制約事項、時差や商習慣の違いなど、他国への出荷には多くの不確定要因が存在するからです。特に成分に関する当局への申請や危険品に該当する際の特殊梱包など、化粧品物流ならではの注意点も少なくありません。
    また、税制制度や通関の仕組みが変わることによって、臨機応変に配送方法を変更すること(保税区の活用など)が化粧品物流には求められることに加え、越境ECモールからの出荷ルールの変更(例えば受注後24時間以内に出荷報告を実施する)なども頻繁に発生します。さらにセール規模が日本の100倍以上といわれるアリババ主催の独身の日(W11)など、受注波動の振幅が非常に大きい事も越境ECの特徴です。当社が数年前から越境ECを支援しているお客様は、独身の日だけで5億円以上の売上を計上しており、そのバックヤードとなる物流業務も当社が全て担当致しました。不安要素の多い市場だからこそチャンスがある事は言うまでもありません。世界の人口が増加する今後に備えて化粧品物流を強化し、世界のマーケットで貴社の商品を販売しませんか?

flow

導入までの流れ

  1. start
    tour

    物流倉庫見学会

    実際に三協の倉庫現場をご覧いただける倉庫見学会を開催しています。
    誤出荷ゼロ、在庫差異ゼロを実践する現場をご体感ください。
    物流倉庫見学会についてはこちら

  2. 1
    hearing

    ヒアリング

    お客様の化粧品事業の方針やコスメの販売計画について、ありとあらゆる部署・部門に徹底的なヒアリングを行い、お客様にとって理想の化粧品物流の姿を導き出します。

  3. 2
    planning

    業務フローの構築

    お客様の取り扱う化粧品の特性や入出荷方法などを元に、最適な保管方法・現場のレイアウト・業務フローを構築します。
    ストレージプランナーについてはこちら

  4. 3
    customize

    WMSのカスタマイズ

    弊社のSEがお客様の基幹システムや在庫管理システムに合わせ、化粧品の使用期限を自動で判別することが可能なWMSをカスタマイズします。
    物流専門のSEについてはこちら

  5. 4
    manual

    作業マニュアルの作成

    コンビニやファストフード店のような作業マニュアルを作成し、現場へインストール。
    熟練度を必要としないローコストオペレーションで、ラッピング対応や化粧品サンプルなどの同梱物の封入も可能です。

  6. 5
    detox

    業務移管・全数棚卸し

    業務移管を行う際に全数入荷計上し、徹底的なデジタル管理にて実在庫とシステム在庫を完全一致。倉庫に溜まった不要物や淀みを一気にデトックス。システマチックな化粧品物流で誤出荷ゼロを実現。

  7. restart 誤出荷ゼロが続く
q&a

よくある質問

A
可能です。弊社では購入回数に応じて同梱物も変更するなど、リピート購入への販促にも力を入れています。購入金額や購入頻度に応じてパーソナライズされたマーケティング施策を化粧品物流で実現させていただきます。
A
ラッピング素材やラッピング方法につきましては、お客様と入念な打ち合わせをさせて頂いております。数十回の改良を加えてようやく完成したコスメラッピングもございます。ギフトボックス・リボン・包装紙の組み合わせや緩衝材の種類など、何百パターンもの実績がございますので安心してご相談ください。顧客満足度やブランドイメージをさらに高めるためのお手伝いをさせていただきます。
A
可能です。弊社では段ボールなどの資材に加えて、オリジナルデザインのシールの持ち込みをされているお客様もいらっしゃいます。
A
可能です。弊社は大阪市内から30分圏内の利便性の高いエリアに9つの営業所を所有しています。物流作業は作業マニュアルにより標準化されているため、必要な時期にだけ各営業所から即戦力となる応援スタッフを集めることが可能となります。
A
対応可能です。弊社では自社在籍のシステムエンジニアが構築したWMS(倉庫管理システム)、SANTAで在庫の一元管理を行なっております。このSANTAはお客様の業種業態に合わせてカスタマイズを施すため、多店舗展開の際も各モールとの連携が可能です。
A
対応可能です。60,000SKUを抱えるコスメ企業様にも柔軟に対応しております。また、同じSKUであってもロット区分や消費期限が異なる商材については、システムで制御されたデジタル管理により厳密な先入れ先出しをローコストで実現しています。
A
医薬品製造業許可を保持しておりますので取り扱い可能です。さらに倉庫内の床の塗装を埃や塵が舞いにくい素材にするなど、衛生的な管理を徹底しております。
A
対応しております。パッケージの傷を確認するだけでなく、内蓋やキャップの閉まり具合を確認し、液漏れを未然に防いだケースが多々ございます。詳しい検品方法に関しましては、お気軽にご相談ください。
A
対応可能です。弊社の倉庫では24時間体制で温度と湿度を管理しております。お客様の中には15度〜25度の温度管理を求める方もいらっしゃいます。一度ご相談ください。
A
対応しております。化粧品製造業許可をはじめ、医薬部外品製造業許可、高度管理医療機器等販売業・貸与業許可も保持している薬機法対応倉庫ですので、輸入品のラベルの貼り替えから検品、流通加工、充填作業なども対応可能です。