about
アパレル物流とは
販売促進に繋がる攻めのアパレル物流を
アパレル物流は、アイテム数が多岐にわたることに加えて、
色やサイズ展開が豊富であることがその特徴であり、結果としてSKU数が爆発的に多くなります。
したがって、受注から即出荷可能な倉庫運営を実現するには、アパレル事業の勘所を踏まえた業務フローと
柔軟な倉庫管理システムの構築など、アパレル物流ならではのノウハウが求められます。
そして、InstagramやTwitterといったSNSやテクノロジーの進歩により、
アパレルのトレンドは細分化され、変化のスピードが速くなったことで、
よりきめ細やかなマーケティング施策に対して物流が伴走していくことが一層重要となります。
弊社ではさらに一歩踏み込み、顧客体験を物流側面で高めることで、
お客様のCRMを向上させる攻めのアパレル物流を進めております。
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膨大なSKUが引き起こす在庫管理の煩雑化。解決策は、柔軟なシステム制御にあり
アパレル物流では、1アイテムあたりのSKU数が非常に多くなりがちです。サイズやカラーバリエーションに加え、柄違い、装飾パーツ(リボンやボタン)の違い、ギフト用の包装仕様など、見た目は似ていても管理上は別SKUとなる要素が数多く存在します。
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素材に応じた温度管理・湿度管理でアパレル商品の品質を守る
アパレル商品は、素材や形状によって求められる保管条件が大きく異なります。たとえば、湿度が高いとウールやコットン、レザーなどの天然素材にカビや変色が発生し、品質を損なう原因となります。
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アパレルに特化した流通加工を実現
アパレル物流の現場では、商品の付加価値を高めるための流通加工が数多く行われています。
「値札やタグの取り付け・付け替え」
「洗濯ラベルの縫い付け」
「複数商品のセット組み (3色Tシャツセットや下着5枚セットなど)」 (3色Tシャツセットや下着5枚セットなど)」
「プレス加工」
「カタログやチラシの同梱作業」などがあります。
「裾上げなどの補修やミシン縫い」
「スチームアイロン掛け、さらにはユニフォームなどの名入れ加工」 といった特殊な加工も、アパレル物流ならではの流通加工の特徴です。 -
季節やトレンドによって流通量が変わっても、欠品と過剰在庫を防ぐ
アパレル商品の流通量は、季節やトレンドの影響を大きく受けます。 また、TVや雑誌に加え、SNSやインスタライブ・TikTokライブ、インフルエンサーによる紹介、さらにはキャラクターコラボ商品など、突発的なブームによって需要が一気に高まることも珍しくありません。
「事前の業務予測」と「標準化されたオペレーション」の両輪で体制を整えています。 -
土日祝も出荷対応。アパレルECの
売り逃しを防ぐ即時出荷体制アパレルECにおいては、気に入ったアイテムを「できるだけ早く手元にほしい」「今週末の予定に間に合わせたい」と考えるユーザーが多く、配送スピードは購入の決め手となる大きな要因です。
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CRMを重視する
アパレル物流を展開特にDtoC(D2C)において、商品との最初の接点となる物流面から顧客体験(CX)を向上させる方法は、ブランディングの強化という点で有効な打ち手です。購入頻度や購入金額に応じて、ユーザーとのタッチポイントを作るには、ユーザーが注文商品を開封するその瞬間が最適です。
「ユーザー毎に文面の異なるお礼状」
「購入金額やペルソナにマッチした販促物の同梱」など、
ユーザーの満足度を高め、お客様企業のブランド力を物流面から高める施策を実施しております。 -
アパレルECにおける
運送コストを削減アパレル業界では、ZOZOTOWNや楽天ファッションといったモール型ECに加え、Shopifyなどを活用した自社ECサイトも拡大しており、各ブランドのEC比率は年々高まっています。
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店舗在庫をECで売り切る
コロナ禍をきっかけに、百貨店やショッピングモールなど店舗販売を中心としていたアパレル企業様が、EC販売を強化する流れが広がりました。現在ではこの流れが定着し、ECを成長戦略の柱と位置づける企業様も少なくありません。
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「オムニチャネル・OMO」×アパレル物流で値引き販売を抑制
最近では、オムニチャネルやOMOなど、実店舗とECの融合を図ることで質の高い顧客体験を提供し、売上を伸ばすアパレルブランドが増加しています。「グローバルワーク」や「ニコアンド」といったブランドを展開するアダストリアに加えて、ビームスやオンワード樫山などが代表的な事例としてあげられます。
「店舗に在庫がない商材をユーザーが要望した場合、物流センターから迅速に取り寄せを行いたい。また、店舗には外部からの派遣スタッフが多く、情報管理の観点から基幹システムから切り離された状態で、出来るだけ従業員の手を掛けずに出荷対応を行えるシステムを提供して欲しい。」という要望を頂戴しました。
①店舗用在庫から優先的に引き当てる
②ベースとしてはEC在庫からもシェアリングが可能な状態にする
③EC販売での欠品リスクを考慮し、店舗用在庫がゼロでEC用在庫が商品ごとに定めた特定値(変更可能)を下回った際には物理的に取り寄せが出来ないようにする。 -
福袋の売上が3倍に拡大!
販売状況に合わせた「福袋自動作成プログラム」アパレル業界において、福袋の販売は単純なセール販売(マークダウン)と比較してブランド価値を棄損することなく売上を拡大できる有効な販売手段といえます。初売りの福袋が代表的ですが、それまでリーチ出来なかった顧客層に対してブランドを認知させることが可能な手法であるため、積極的に活用することが望ましいのではないでしょうか。
「EC福袋の売上が昨年度対比で約3倍まで膨れ上がり非常に好調であった。しかも事前の作り込みが不要になったことにより、解体費用が掛からず物流コストを抑制できた。」と喜ばしい声をいただきました。 -
14時に入荷、14時30分に出荷、入荷即出荷を実現するアパレル物流
SKU数が多いアパレルブランドにとって、効率的に物流を動かすことによりできるだけ無駄な在庫を抱えずに販売機会を最大化することが求められます。
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サステナビリティを「支援」するアパレル物流
環境意識の高まりにより、アパレル業界では大量生産・大量廃棄が問題となっています。また、消費者庁や電通総研の調査から「若者を中心に購買時に環境への負荷を考慮するエシカル消費を実践する割合が高い」という結果が出ており、サステナビリティ(持続可能性)を意識した生産管理や販売管理が求められています。
「店舗用とEC用の在庫を倉庫内の同じロケーションで一元管理することにより、互いの在庫区分に変更があってもデータ修正のみ」
「店舗やECから返品がバラバラに届いた場合でも、顧客ごとにカスタマイズした返品システムを駆使し、即日での棚入れと再販を実現」など、
機動的な物流オペレーションを実現することで売れ残りを最小に抑える販売管理を達成しています。 -
天猫国際やファーフェッチなど
先鋭的なプラットフォームとの
システム連携三協では、お客様毎にオーダーメイドで倉庫管理システム(WMS)を構築しておりますが、アパレル物流において特に喜ばれている機能として他システムとの連携力があります。ネクストエンジンを始めとする受注管理システムは勿論、futureshop、MakeShopのようなカート型システム、楽天・アマゾンなどのモール型システムとも柔軟な連携が可能です。
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煩雑な返品・交換でも
入出荷制限ゼロアパレル商品は、季節ごとに全国にある自社店舗や百貨店などの販売店に出荷されますが、そのシーズンが終わると売れ残った商材が一斉に倉庫側へ返送されます。
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アパレルの利益は
物流コストの削減が握るアパレルは、季節やトレンドに流通量が大きく左右されるため、需要の変動にも迅速かつ柔軟に対応しなければなりません。また、SNSの影響によるアパレルトレンドの細分化に加え、従来よりシーズン区分が複雑化していることから、より効率的にアパレル物流を展開することが求められます。
「物流品質を高めコストを下げる」はこちら -
海外生産だからこその
アナログ(イレギュラー)対応アパレル業界はその生産を国外工場に委託している会社が多いですが、その際に工場側でバーコードの添付が出来ないケースがあります。このような場合、倉庫側で入荷の際にバーコードを発行するとともに、ネームタグや下げ札と品番を合わせながら添付作業を実施する必要があります。
「ネームタグが必ずしも商品マスタと一致していない」
「1つの段ボールに数十種類の商品が同梱されている」
「工場からの入庫連絡フォーマットが事前の取り決めルールの通りに徹底されない」
といった、アパレル物流特有の複雑な対応も出来る限り柔軟に対応させていただいております。 -
コールセンターと受注管理が
CXの肝になるコロナウイルスの影響もあり、今まではインターネットで買い物をされない方がネットショッピングを利用するようになりました。その中には、ネットの使い方以前にスマホの操作にも不慣れな方も決して少なくありません。
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ファッションレンタルの拡大には、双方向において迅速な物流が不可欠
近年は普段着を対象としたファッションレンタルサービスが広がりを見せています。代表的なサービスとしては、会員数80万人を超えるエアークローゼットを筆頭にメチャカリ(MECHAKARI)やRcawaii(アールカワイイ)等が有名です。
導入までの流れ
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tour
物流倉庫見学会
実際に三協の倉庫現場をご覧いただける倉庫見学会を開催しています。
誤出荷ゼロ、在庫差異ゼロを実践する現場をご体感ください。
物流倉庫見学会についてはこちら -
hearing
ヒアリング
お客様のアパレル事業の方針やプロモーション戦略について、ありとあらゆる部署・部門に徹底的なヒアリングを行い、お客様にとって理想のアパレル物流の姿を導き出します。
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planning
業務フローの構築
お客様の取り扱うアパレル商品の特性や入出荷方法などを元に、最適な保管方法・現場のレイアウト・業務フローを構築します。
ストレージプランナーについてはこちら -
customize
WMSのカスタマイズ
弊社のSEがお客様の基幹システムや在庫管理システムに合わせ、多店舗展開や売れ行きを考慮した福袋作成なども可能なWMSをカスタマイズします。
物流専門のSEについてはこちら -
manual
作業マニュアルの作成
コンビニやファストフード店のような作業マニュアルを作成し、現場へインストール。
熟練度を必要としないローコストオペレーションで、お客様のペルソナにマッチした販促物などの同梱も可能です。 -
detox
業務移管・全数棚卸し
業務移管を行う際に全数入荷計上し、徹底的なデジタル管理で実在庫とシステム在庫を完全一致。倉庫に溜まった不要物や淀みを一気にデトックス。システマチックなアパレル物流で誤出荷ゼロを実現。
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アパレル物流に関するよくある質問
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A
繁忙期に合わせて人員増員を行うことができます。弊社雇用のスタッフと自社製のシステムにて対応できますので繁忙期においても誤出荷ゼロが可能です。
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A
はい、返品処理のフルサービスを提供しており、商品の回収から検品、再梱包、在庫への再組み入れまで一貫して対応します。コールセンターもございますのでご購入者様が弊社へ直接お問合せいただくことも可能でございます。
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A
もちろん、弊社の物流サービスは、複数のECサイトと店舗での販売を統合的に管理する機能を備えています。弊社が提供している倉庫管理システム(WMS)によりEC・店舗・卸の在庫を一元化すること、お客様のビジネスモデルに合わせた最適な物流戦略を実現します。
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A
弊社が提供している倉庫管理システム(WMS)はクラウドに対応しており、店舗から在庫の確認や取り寄せも可能です。
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A
商品を保護するための防水包装や、しわ防止対策としての個別包装などに対応をしております。日差しを避けて保管したり、素材によって必要な場合は温度管理も対応しております。又、ハンガーによる保管にも対応しております。
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A
対応しております。ギフトとして購入される商品に対し、特別な包装やリボン掛けなどのサービスを行うことが可能です。オリジナル資材の持ち込みもしていただけます。
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A
可能でございます。海外生産商品の受け入れや、中国最大の越境ECプラットフォームである天猫国際等のご利用も可能でございます。必要であれば海外生産商品へのタグ付けなどの流通加工も対応させていただきます。
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A
店舗在庫を集約しECにて販売を継続させたり、場合によっては福袋の作成も当社が行うことも可能です。これにより、販売機会の損失を最小限に抑えつつ、商品の有効活用を図ります。
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A
新製品の発売日に合わせたプレオーダーの管理、発売初日の配送の最適化など、製品ローンチを成功に導くための包括的なサポートを提供します。
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A
高価値商品のためのセキュリティ強化された保管エリアの設置、監視カメラの設置、セキュリティチェックの強化に対応しております。