シンプルな操作で、多彩な仕事をこなす
株式会社三協の山田です。
今日も暑かったですね。
本日もすべての出荷を無事に完了いたしました。
ところで今夜は、3年ぶりに日本で皆既月食が見られるそうです。私も挑戦してみたいのですが、夜中の3時となると少しハードルが高いですね…。
さて、今回は、
「シンプルな操作で、多彩な仕事をこなす」
というお話です。
シンプルな操作で、多彩な仕事をこなす
先日、自販機でジュースを買ったときに、
「これは便利だなあ」と思った出来事がありました。
その機械では、
交通系(Suica、ICOCAなど)やQR決済(ペイペイなど)などの「決済方法」を自分で選ぶ必要がありませんでした。
飲みたい商品を押して、ただ交通系カードをかざしたら、それだけで決済が完了したのです。
つまり「かざす」という一つの行為だけで、自販機のマルチリーダが裏側でどの決済手段かを識別してくれるというものでした。
こういう話をすると、
「自分で“電子マネー”から交通系を選んでICOCAにしたり、“QR決済”を選んでペイペイにすればいいだけじゃないか」
という意見もあるかもしれません。
しかしながら、人は一度の動作にかかる負担が小さくても、繰り返すうちに煩わしさを感じたり、何度もしていると確実に選択ミスをします。
コンビニのレジも同様に、シンプルな操作だけで多彩な対応が可能です。
・お酒やタバコをスキャンすれば「20歳未満は購入できません」という年齢確認画面が自動で出る。
・お弁当などをスキャンすれば、レジ側に「温め確認」の処理が出る。
・公共料金の払込票やチケットをスキャンすれば、収納代行や発券処理に切り替わる。
こうした処理は店員さんが、
「これは未成年禁止か?」「温めが必要か?」
などを毎回覚えて判断しているわけではありません。
バーコードを読み取るというシンプルな操作だけで、裏側では分岐処理が自動的に判定され、正しい内容が画面に表示されます。
コンビニスタッフはその画面の指示に従うだけで、
迷わず正しい作業を進めることができるのです。
だからこそ、老若男女問わず働けますし、外国人の方でも貴重な戦力になります。
これは、私たちの倉庫管理システムでも同じです。
商品の中には、以下のように通常とは異なる入庫処理や登録作業が必要となるケースがあります。
・賞味期限やロット管理が必要なもの
・先入れ先出しを徹底すべきもの
・マスタ情報に不備があるもの
・セット品として管理しなければならないもの
こうした判断を人間に任せてしまうと、商品知識を持つ社員しか対応できず、属人化や処理ミスの原因になってしまいます。
そこで当社のシステムでは、ただJANコードを読み取るだけで裏側の仕組みが自動で処理します。
必要な作業は画面に表示されるため、経験や商品知識がなくても迷わず進められます。つまり、誰が作業しても同じ物流品質で、生産性高く処理できる環境を“仕組み”として実現しているのです。
シンプルな操作で複雑な仕事をこなせるシステムを求めている方は、ぜひ一度三協にご相談ください。
また、三協倉庫の仕組みや使われている物流フローや倉庫管理システムってって具体的にどんなものなの?と思われた方、
ぜひ一度、倉庫見学にご参加いただき、見聞きしながら体験してみてください。