「お客様と直接対話するエンジニア」が導く、物流システムの全体最適

株式会社三協の山田です。

本日も、無事にすべての出荷を完了いたしました。
土曜・日曜・祝日も出荷可能な物流センターにはまだ若干の空きがございます。

「長期休暇中の出荷がネック」
「セール期間中に出荷が止められない」
といったお悩みの際はぜひお気軽にご相談ください。

また、
・楽天の「最強翌日配送」
・Amazonの「マケプレプライム」
・Yahoo!ショッピングの「優良配送」など、
モールごとの配送ラベル獲得に向けた物流構築もお任せください。

今回は、 「お客様と直接対話するエンジニアが導く、物流システムの全体最適」 というお話です。

お客様と直接対話するエンジニアが導く、物流システムの全体最適

物流の課題は、「パッケージシステムの導入」だけで解決できるとは限りません。

たとえば、
「入荷予定を正確に計上したい」 といったシンプルな要件であれば、市販の標準的な物流システムでも対応可能です。
しかし現場では、さらに複雑で現実的な要件が数多く存在します。

ここで「色んな仕入先から商品を調達する問屋さん」を例に考えてみましょう。

(1)「問屋のため、仕入先が非常に多岐にわたり、しかも分納になることが多い」
(2)「その分納も“いつ・どれだけ届くか”が事前には正確に分からないため、入荷予定に繰越機能を持たせ、不確実な入荷を逐次予定に紐づけられるようにしたい」

これに対応できる物流システム開発を行うには、倉庫管理や輸配送の知見に加えて、製造・仕入・販売・システムなどの幅広い分野の知識や経験が必要不可欠になります。

たとえば、

・入荷時のバーコードの貼付状況
・仕入先から送られる出荷データのファイル形式やデータ構造
・使用している基幹システムのマスタ管理の仕様
・実際に入荷されるときの商品状態
・分納の回数やスケジュール感と、その取引先との力関係
・入荷前に売れてしまった時の、入荷即出荷をどう紐づけるか

といった細部まで考慮し、想定されるイレギュラーも見据えて正しく物流システムに落とし込まなければ、結局は「現場で使えないシステム」になってしまいます。

さらに問題なのは、そもそもそうした重要な情報がシステムエンジニアに正しく伝わらないケースが多いことです。


多くの企業では、お客様とエンジニアの間に営業担当や別部門のスタッフが入り、伝言ゲーム化してしまいます。

その結果、要件が伝わるたびに表現やニュアンスが変わり、部門を横断して本当に必要な情報を正しく抽出することが難しくなるのです。


当社の最大の特徴は、「物流に精通したシステムエンジニア」が直接お客様と対話することです。

製造・調達・販売・情報システムなど複数の部門と直接やり取りを重ね、それぞれ異なる要件や課題を“漏れなく”整理・構造化してきました。

数十年にわたるそうした積み重ねにより、当社のエンジニアは複雑な物流課題を解決するために必要な幅広い知見を身につけてきました。

そのため、「生産・仕入・販売・物流を含めた全体最適」を見据えつつ、現場で本当に使えるシステム構築を実現できるのです。

現場で“噛み合う”システムを作りたい、課題を根本から解決したいとお考えの方は、ぜひ三協にご相談ください。

また、三協倉庫の仕組みや使われている物流フローや倉庫管理システムってって具体的にどんなものなの?と思われた方、

ぜひ一度、倉庫見学にご参加いただき、見聞きしながら体験してみてください。


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記事の作成者

代表取締役

山田

現場一筋40年。従来の物流倉庫のスタイルを一掃し、社内にシステム開発室、デザイン室を開設。総合物流の効率化を図ると共に、ネットショップ物流に特化したSANKYO-ECを立ち上げる。 近年では自社倉庫だけで無く、倉庫をお持ちの企業様の物流改善まで手がけ、数ある物流倉庫の「誤出荷ゼロ」「在庫差異ゼロ」「入出庫遅延ゼロ」を実現。 著書に「誤出荷ゼロ!自社倉庫管理術」「EC物流改善メソッド」(幻冬舎)がある。