越境ECにおける物流の重要性と課題
海外配送の方法や業者の選び方

越境ECとは、インターネットを通じて行う国際間の電子商取引のことです。主に多言語対応の通販サイトを通じて行われ、国外需要に対応して販路拡大を図ることができるため、近年注目されています。ECというビジネスモデルにおいては商品が購入者の手元に無事に到着することが重要であるため、商品を運ぶ物流が果たす役割は特に大きいといえるでしょう。

越境ECにおいてもその構図は変わりませんが、国をまたいで取引を行うので税関や輸送などの物流過程でさまざまな問題が生じる可能性があります。そのため、越境ECで成功を収めるためには国内ECとは異なる注意点を押さえておく必要があるでしょう

 

この記事では、越境ECにおける物流の重要性や課題について詳しく解説をしていきます。また、海外に商品を発送するための具体的な方法や配送業者についてもお伝えするので、越境ECへの参入を検討している方はぜひ参考にしてください。

越境ECの市場規模は今後も成長が見込まれる

経済産業省の発表(財務省貿易統計)によると、令和3年度は日本・アメリカ・中国の3ヶ国すべてで越境ECの市場規模が増加しており、中国消費者による日本事業者からの購入額は2兆1,382億円、米国事業者からは2兆5,783億円であり、両国とも前年に比べて10%近い上昇を見せています。

中国や米国に加えて東南アジアにおいてもEC市場は拡大することが見込まれており、2021年8月末にメタより発表された市場分析レポートによると、東南アジアにおけるEC販売の割合は、2020年の5%から2021年には9%と、1年で85%上昇する可能性が示されています。

最近では人口増加と世帯収入が飛躍的に成長していることから、「made in japan」の良質な日本製品を越境ECで購入したいという東南アジア諸国からのニーズは将来的に大きくなると期待できます。

参考:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました|経済産業省

越境ECにおいて物流が重要な理由とは

EC事業における物流の重要性は多くの方が理解されているでしょう。ただし、越境ECにおいては、その役割の重要性はより高くなります。その理由としてあげられるのが、物流コストと顧客満足度です。この2つの理由について、詳しく確認していきましょう。

物流コストが利益に直結する

越境ECに限らず、国内ECでも物流コストが利益に与える影響は少なくありません。しかしながら通関書類の作成コストや長い配送期間に耐えうるための梱包コスト、配送コストなど越境ECの経費における物流コストの割合は国内ECに比べてはるかに高くなり、物流コスト削減によって利益に与えるインパクトは非常に大きくなります。

例えば「配送パートナーの最適な組み合わせをシステム構築によって制御することで配送コストを抑える」「Tmall/天猫などのモールやMagentなどのプラットフォームとスムーズに連携できるシステムを構築し、運営コストを削減する」など、いかに物流コストを下げられるかが越境EC事業を成功させるカギになります。

顧客満足度に与える影響が大きい

EC事業において、商品を正確に丁寧に早く顧客の元へ届けることは、顧客満足度につながる非常に重要なポイントのひとつです。

特に海外配送となる越境ECの場合は、紛失、破損、遅滞のリスクが高いため、その重要性が増します。顧客満足度が高い越境ECを展開するには、天候リスクを加味した防水材の活用や長い輸送期間に耐えうる段ボールや緩衝材の選定と梱包ノウハウは必須といえます。

また、配送状況をリアルタイムでモニタリングできる環境構築と商品を正確かつ素早く届けられる物流システムの構築が欠かせません。

越境ECにおける物流の課題と注意点

越境ECの市場規模は着実に拡大しており、経済産業省の試算によると2026年には2019年比で約6.2倍になると公表されています。将来的な人口減少と経済の先細りが懸念されている日本において、越境ECでの需要取り込みは事業拡大の大きなチャンスといえます。

その一方で、越境ECの物流には国内の場合とは異なる注意点がいくつか存在します。これらに注意を向けなかった場合、かえって不利益やトラブルに繋がりかねません。

 

ここでは、特に注意すべきポイントを4つ厳選しました。1つずつ詳しく確認していきましょう。

注意点①:国によって配送日数(リードタイム)が異なる

越境ECにおける1つ目の注意点は、届け先となる国によって配送にかかる日数(リードタイム)が変動することです。リードタイムは、日本からの距離が遠くなるほど延びていきます。また、各国の物流状況や税関の手続きの早さにも左右されるため、正確な到着日時を把握するには事前に対象国ごとのリードタイムを調べておくことが不可欠です。

事前に調べていた場合でも、各国の情勢変動などの影響により予定していた到着日程や時刻が大幅に乱れることもあります。商品到着が遅れることは、顧客満足度の低下やクレームの発生に繋がりかねません。イレギュラーが発生しても遅滞なく配送を行うためには対象国の物流状況をリアルタイムに把握しておくことが大切です。

注意点②:荷物の扱いが乱雑なため、厳重な梱包が必要

2つ目の注意点は、荷物を乱雑に扱われる可能性があるため厳重な梱包が必要であるという点です。

日本の物流業者は、荷物の取り扱いが世界で類を見ないレベルで丁寧です。それに比べると、海外の物流業者は扱いが少々乱雑なため国内配送と同水準の梱包では商品が破損してしまう恐れがあります。

たとえば、配送中に商品である包丁が段ボールから飛び出してしまった事例もあり、海外配送ではトラブルや危険に繋がる可能性が高いため、国内配送のとき以上に厳重な梱包を行わなければなりません。

越境ECでは一度に大量の荷物を捌くことに加え、配送品質や物流スタッフの仕事の丁寧さも日本ほど高くないため、「ワレモノ」や「天地無用」などの注意書きをしても見落とされたり、そもそも言語が違うために読み取れなかったりする可能性があります。

さらに、ガラス製品や精密機器などのデリケートな扱いを要する商品の場合はより細かな注意が必要です。過去には配送完了時点で中の商品が破損したり、動作不良が発生した事例があります。

注意書きが見落とされても商品に影響が及ばないよう、緩衝材や梱包資材を組み合わせることにより商品をしっかり固定したり、上に積んでも潰れない頑丈な段ボールを使用したりして、十分に対策を取ることが大切であり、化粧品で危険物に該当する場合は特に注意が必要です。

注意点③:通関のために複雑な手続きが必要

3つ目の注意点は、関税を通過する(通関)ための手続きが複雑であることです。

越境ECとは名前の通り「国境を越える商取引」なので、関税がかかります。関税の内容や金額は対象となる国や商品の素材によって異なるため、その都度適切な書類と費用を用意しなければなりません。

特に、通関許可証などの専門的な書類は用意するのに時間がかかるのを見越し、事前に準備を進めておく必要があるでしょう。また関税についてはルールや仕組みが頻繁に変わることもあるため、最新の法令等に則った対応が出来ているかの検証も必要です。

さらに関税は発送者側だけでなく、購入者側で負担するケースもあります。その場合は事前に正確な関税負担額を購入者へ伝えておかないと、後々トラブルに発展する可能性があるので制度を正確に理解しておくことが不可欠です。

注意点④:対象国に発送可能な商品かどうかの確認

最後の注意点は、国によって輸出入が制限されていたり、禁止されていたりする商品があることです。

たとえば、国際間取引による動植物の絶滅を防ぐ主旨の「ワシントン条約」に抵触するものや、国ごとに指定されている禁輸品や規制品は越境ECで取引することができません。

もし該当する商品を発送してしまった場合、税関で差し止められ、返還までに多額の保管費用がかかったり商品を破棄せざるを得なくなる可能性があります。商品を無駄にしないために、そして何よりも、購入者に不利益を与えないためにも、配送予定の商品が各国で輸出入禁止や制限の対象になっていないか事前に確認しておくことが大切です。

輸出入自体は可能な商品であっても、船便は使える一方で航空便は不可という制限のあるものも存在するため、さらに注意が必要です。

越境ECで海外発送する手段と、それぞれのメリットデメリット

越境ECのために海外発送を行う際の手段は、「自社で行うかアウトソーシングするか」「国内倉庫か国外倉庫か」という観点に基づき、大きく4つに分けられます。

 

それぞれにメリットとデメリットが異なるので、自社の状況に合わせて適切な手段を選ぶことが大切です。以下で詳しく確認していきましょう。

手段①:自社の国内倉庫から購入者へ個別に直接発送する

1つ目の手段は、海外から注文が入ったらその都度、自社倉庫から直接発送手続きを行うことです。

この手段で得られる最大のメリットは初期費用を抑えられる点で、自社で発送作業を行うため、準備さえ整えばすぐにでも開始できます。

一方で、国内倉庫から発送を行うため、「1回ごとの配送費が割高であること」「毎回複雑な通関手続きを行う必要があること」の2点がデメリットとして挙げられます。また、場合によっては購入者に関税負担額を連絡する手間もかかってくるでしょう。

 

自社で直接発送する手段は、取引件数が増えればデメリットも大きくなります。そのため、越境ECの件数が増えてきたら、以下に挙げるその他の手段にシフトすることをおすすめします。

手段②:対象国に自社倉庫を構え、現地から購入者へ発送する

2つ目は、海外からの注文に対して現地に保有している自社倉庫から発送手続きを行う手段です。

現地に倉庫を構えれば、注文のやり取りは越境しますが、実際の商品の移動は現地だけで完結します。

大きなメリットとしては、「リードタイムを削減できる」「個々の配送費を安く抑えられる」の2点が挙げられます。また、既に現地に商品がある状態なので、毎回の通関手続きを省くことにも繋がります。

その一方、現地に倉庫を用意するためのイニシャルコスト、および維持するためのランニングコストがかかってくる点が大きなデメリットです。そのため、これから越境ECに参入する場合は、リスクの大きい手段であるといえるでしょう。

手段③:物流業務を業者に委託し、国内倉庫から発送する

3つ目の手段は、物流業務を委託(アウトソーシング)し、委託業者が保有する国内倉庫から発送することです。

物流業務をアウトソーシングすると、注文が入ったら業者に商品を送るだけで後の国外発送作業は業者が代行してくれます。ECモールが提携している業者を利用するか、自社で独自に提携するかによって若干の違いはありますが概ねの流れは同様です。

物流業務をアウトソーシングすることで得られるメリットは主に、「配送コストの削減」「ミスの削減」「リソースの削減」です。委託業者は複数の企業の商品をまとめて発送するため、個々の配送費を安く抑えることができます。また、海外配送に精通したスタッフが在籍しているので自社で行うよりもミスを削減することに繋がります。その分、空いた自社リソースは商品開発などのコア業務に専念させることができるでしょう。

 

その一方、デメリットとしては「委託手数料がかかる」「物流会社によっては柔軟な対応ができない」などが挙げられます。これらのデメリットを少しでも少なくするため、アウトソーシングする際は越境ECに関する物流実績を確認して信頼できる業者を選定するようにしましょう。

特に「緊急出荷などのイレギュラー対応」や「1日あたりの出荷制限をかけないか」どうかなどは事前に確認するのが望ましいと言えます。

手段④:対象国に倉庫を持つ業者に委託し、現地から発送する

4つ目は、対象国に倉庫を保有する業者にアウトソーシングし、委託業者が持つ国外倉庫から発送手続きを行う手段です。

得られるメリットとしては先程と同じで、「配送コストの削減」「ミスの削減」「リソースの削減」に加え、「リードタイムの短縮」が挙げられます。現地からの注文に即現地で対応することができるので、国内物流と近いスピードでの配送が実現します。

 

デメリットとしては海外倉庫に在庫を積むため売れ残った場合のリスクが大きいことに加え、海外の物流事業者(現地企業)に対して販売状況に合わせた適切な入出荷指示を出すことは言語や企業文化の違いもあるため、簡単ではありません。

また、日本企業と比較すると品質が低い傾向にあるため、日本と比較すると物流品質は低下することが予想されます。

 

越境ECで海外配送が可能な配送業者

越境ECでの海外配送を行うためには、自社配送とアウトソーシングいずれの場合でも配送業者を利用する必要があります。

ここでは、海外配送に対応している業者を国内業者3社と海外業者2社の計5社ご紹介します。それぞれの特徴を踏まえて、自社に合った業者を選びましょう。

国内業者①:日本郵便

日本郵便は万国郵便連合に加入しているため、120ヶ国以上への海外配送に対応しています。

また、日本郵便で海外配送を行う際は全部で7種類の方法から選ぶことができます。それぞれの名称と特徴は以下の通りです。

 

 

・EMS(国際スピード郵便)

 

「EMS」は “Express Mail Service” の略称で、「国際スピード郵便」とも呼ばれます。名前の通り、国際郵便の中で最優先に取り扱われます。

最大で30kgまでの荷物を配送でき、サイズに合わせて専用の包装材も用意されています。

配達に要する時間は7つの方法の中で最も短く、最短で2~4日ほどでの配送が可能です。

参考:EMS|日本郵便

 

 

・航空便

 

「航空便」は名前の通り、飛行機を使って配送する方法です。

扱える荷物のサイズや重量が幅広く、3~6日と短期間での配送が可能になります。

ただし、日本から対象国までの距離をすべて飛行機で運ぶため、船便に比べて料金が高くなります。

参考:国際郵便 発送方法の比較|郵便局

 

 

・船便

 

「船便」は名前の通り、日本から対象国まで船で荷物を運ぶ方法です。

船は飛行機に比べて輸送費が安いので、低料金で大量の荷物を運ぶ際に適しています。

ただし、到着までに1~3ヶ月かかってしまう点には注意が必要です。

参考:国際郵便 発送方法の比較|郵便局

 

 

・エコノミー航空便(SAL)便

 

エコノミー航空便は、日本国内と対象国内では船便として、両国間は航空便として扱う配送方法です。また、飛行機内でも空きスペースを利用するため、大きく輸送コストを削減させることができます。

そのため、通常の航空便より安く、船便より早く荷物を届けることが可能です。

参考:エコノミー航空(SAL)便について|郵便局

 

 

・国際eパケット

 

「国際eパケット」は、専用の配送ラベルを印刷することで、荷物を書留として航空便で配送できるサービスです。

1梱包の3辺合計が90cm以内で、重量2kg以内の小型包装を配送することができます。

EMSに比べると日数はかかりますが、そのぶん安く配送することが可能です。

参考:国際eパケット|郵便局

 

 

・国際eパケットライト

 

国際eパケットライトは、国際eパケットと同じ規格の荷物を、安く送ることができます。

また、書留でなく直接ポストに投函するため、相手が不在でも荷物をスムーズに届けられます。

ただし、国際eパケットライトはエコノミー航空便扱いなので、到着までに2~3週間ほどの時間がかかります。

参考:国際eパケットライト|郵便局

 

 

・UGX(ゆうグローバルエクスプレス)

 

「UGX(ゆうグローバルエクスプレス)」は、従来の国際郵便を補完するべく生まれた新サービスです。海外の物流事業者と提携して、より幅広いニーズに対応した配送を実現させています。

長さ2.3m、横周3.8m、重量50kgまでの荷物に対応しているため、たとえば釣り竿などの、他の配送方法では難しい荷物も送ることが可能です。

参考:UGX(ゆうグローバルエクスプレス)|郵便局

国内業者②:佐川急便

佐川急便では、世界220ヶ国以上の国や地域へ海外配送が可能です。

取り扱い可能サイズは、1梱包の3辺合計が260cm以内で、重量が50kg以内のものとなります。料金はサイズ・重量・対象国によって異なるので、事前の確認が必要です。

参考:飛脚国際宅配便|佐川急便

国内業者③:ヤマト運輸

ヤマト運輸では、世界200ヶ国以上の国や地域へ海外配送が可能です。

取り扱い可能サイズは、1梱包3辺合計160cm以内で、重量が25kg以内のもの。佐川急便の場合と同様、サイズ・重量・対象国によって料金が異なるので、事前の確認が必要となります。

参考:海外へお届け 国際宅急便|ヤマト運輸

海外業者①:DHL

DHLはドイツの国際輸送物流会社です。

日本国内にも店舗を構え、そのうちの一部では24時間荷物の受付を行っています。

対象地域によるものの最短翌日、長くても5日ほどで配達でき、そのスピーディーな対応が魅力です。

参考:ようこそ DHL Expressへ|DHL Express

海外業者②:FedEx

FedEx(フェデックス)は、アメリカを本拠地とする世界最大手の物流会社です。

1梱包3辺合計330cmまで、重量68kgまでの配送をすることができます。

また、世界220ヶ国以上への配送に対応しており最短1日、最長でも3日ほどという迅速な配送が可能です。

参考:Welcome to FedEx|FedEx

海外業者③:UPS

UPSは拠点をアメリカに置く大手の配送業者です。1梱包3辺合計400cm以内、重量70kg以内の配送が可能で、プランによって70kg以上の商品の配送にも対応しています。

また、発送から最短1日というスピード配送も大きな特徴ですが、配送対象国はGDP上位20ヶ国に限定されています。

参考:UPS-日本

越境ECで利用する配送業者を選ぶ5つのポイント

越境ECに利用できる海外配送が可能な業者についてお伝えしました。これらの業者のなかから利用する配送業者を選ぶ際には、どのような点に注目すれば良いのでしょうか。

 

ここでは、越境ECの配送業者を選ぶ5つのポイントを紹介していきます。

POINT①:配送が可能な重量とサイズ

配送業者を選ぶ1つ目のポイントは、配送可能な重量とサイズです。

配送業者やサービスによって、対応している重量やサイズが異なるため、自社が扱う商品の大きさを加味して配送業者やサービスを選ぶ必要があるのです。

POINT②:補償の有無や範囲

2つ目の選ぶポイントは補償の有無や範囲です。国内配送と比べて海外配送は荷物の盗難や紛失などのリスクが高くなります。そのため、補償の有無はとても重要です。

また、補償がある業者でもサービスやプランによって補償が適用される範囲や金額が異なります。補償内容を十分に確認した上で、業者を選ぶ必要があるでしょう。

POINT③:サービスの豊富さ

サービスの豊富さも配送業者を選ぶポイントのひとつです。たとえば、荷物の追跡サービスに対応していれば、購入者からの問い合わせ時に詳細な回答が可能になります。

また、配達時間や受け取り方法の変更が可能なサービスであれば、購入者の利便性が高くなるため顧客満足度アップにもつながります。

POINT④:配送スピード

4つ目の選ぶポイントは配送スピードです。ECビジネスにおいて、商品を少しでも早く購入者の元へ届けることは非常に大切であり、配送にかかる時間が短ければ他社との差別化になります。

また、顧客満足度も格段に高くなるため、受注から何日で購入者の元へ商品を届けられるかを考慮して配送業者を選びましょう。

POINT⑤:配送料金

最後のポイントは配送料金です。EC事業における配送コストの削減は利益に直結します。

特に越境ECは配送コストが高いため、なるべく安く抑えるのが理想です。他のポイントとのバランスを考慮しながら、より配送料が抑えられる業者を選ぶようにしましょう。

越境EC物流は複数の配送手段を持つことが理想

越境ECで利用する配送業者は、先述した5つのポイントを理解した上でバランスを取って選択するのが望ましいです。しかし、決して1つの配送業者を選択することが最良の手段ではありません。

 

選んだ配送業者が値上げやサービス内容の変更を行ったり、国際情勢によって配送が遅滞するリスクがあるからです。越境ECはさまざまな変化やリスクを考慮して運用する必要があります。そのため、いくつかの業者を利用して複数の配送手段を用意しておくことが理想的です。

【まとめ】越境ECは物流が重要!適切なシステムを構築しよう

今回は、越境EC物流における課題や注意点、具体的な海外配送の方法などについて詳しく確認してきました。

越境ECに参入するためには、効果的な物流環境を整えることが不可欠です。今回ご紹介した内容を参考に、しっかりと事前準備を行い自社に合った適切な手段を選定して越境ECを成功に導きましょう。

 

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