reason

誤出荷ゼロにこだわる理由

  • 誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ

    誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロ

    私たち三協は、三洋電機の下請け会社として誕生いたしました。営業をしなくても、生産性を上げなくても仕事に困ることはありませんでした。
    ところが、三洋電機の業績が大幅に悪化、仕事量は激減しました。
    食べていくために、どんな仕事も無我夢中で引き受けました。
    日付が変わるくらいまで懸命に仕事をこなしていても、「もっと安い倉庫があった」と容赦のない値下げ要請。
    それでもしがみつくしかありませんでした。

    無理な値下げをせずに、三協を選んでもらうにはどうすれば良いか我々は自分たちの存在理由を必死で考えました。

    自分たちの提供できる価値は何か、求められる倉庫企業とはどんな会社か、悩みぬいた末に辿り着いた答えは「お客様の真の物流課題を浮き彫りにし、その課題を完璧に解決すること」、その結果として「お客様に強くなっていただくこと」
    それは決して平らな道ではありませんでした。
    筆舌に尽くしがたい困難の連続に、多くの仲間が会社を去っていきました。
    そうして一切の妥協を排除し徹底的に物流品質を追求する中で、どうすればお客様が一番喜んでくれるかを本気で考える仲間が集まり、お客様のニーズを叶える物流システムをオーダーメイドで構築できるようになりました。

    三協の物流品質には決して終わりという言葉はありません。
    考え抜くことを決してあきらめない。
    それが過去には決して戻るまいとする私たちの覚悟なのです。

    私たち三協は、いつの時代においても「どうすれば物流品質を高め、かつお客様の問題を解決出来るか」を常に考え、全力をあげてお客様に寄り添い、ともに闘う物流パートナーであることを誓います。

  • 誤出荷ゼロのための工夫

    文字の大きさを
    少し変えるだけで、
    止まる誤出荷があります

    三協の物流品質は、大規模な物流ロボットや高価なマテハン機器の導入によって効果を上げているわけではありません。文字の大きさやフォント、デザイン、配色などを解析し、工学的にヒューマンエラーをゼロにする仕組みを構築しております。
    1968年の創業以来、徹底的な現場主義と創意工夫を繰り返す中で、コツコツと物流品質を磨き上げてきました。その中には失敗に終わった改善案もたくさんありましたが、生物が自然環境に適応する中で、世代を重ねて飛躍的な進化を遂げるように、私たち三協も、失敗と試行錯誤の数だけ学習し、成長してまいりました。
    この経験から導き出した物流品質は、他では決して真似できないと自負しております。

三協が考える物流品質とは、
「クオリティー」「スピード」「コスト」
これらすべてを満たすことにあります

誤出荷ゼロ・在庫差異ゼロの達成はお客様の事業戦略上、非常に重要なミッションであると私たちは考えております。
しかしながら、スピードとコストを犠牲にした品質の追及では意味がありません。
私たち三協の考える高い物流品質とは、入荷即出荷など、お客様の多様な課題を実現するスピーディな倉庫管理と、過度な投資ではなく人間の知恵をベースにした仕組みの構築による類まれなコストパフォーマンスを両立させるものです。

「クオリティー」「スピード」「コスト」